- LIVE stationトップページ ≫
- LIVE station blogトップページ ≫
- 園原 健弘さんのブログ
園原 健弘
1992年:バルセロナオリンピック競歩代表
1996年:アトランタオリンピック陸上チームコーチ
世界陸上3回連続出場、箱根駅伝2回出場など競技者としての経験をベースに健康づくり・ダイエット指導など幅広い分野で活躍中。神楽坂にてスポーツジム経営。著書に『楽しい健康ウォーキング入門』(技術評論社)、『メタボリックに効く股関節ウォーキ
ング』(学研)『正しく歩いて東京マラソン完走』(小学館)などがある。美的・anecanなどファッション誌でもウォーキング監修多数。株式会社ラバ・チューブ代表取締役
http://www.lava-tube.co.jp
- モバ美ウォーキング
2011-06-24 12:46:15 - 人工呼吸は太った人...
2011-06-02 11:45:50 - フィギュアスケート...
2011-05-05 09:37:08 - 楽天、ベガルタ
2011-04-30 09:29:25 - トライアスロンで体...
2011-04-24 22:46:14
- 楽天、ベガルタ
-
東北復興・東北の元気の象徴として位置付けけられるこの2チームの地元開幕戦での勝利。本当によかったですね。
東北の皆さんが本当に楽しんでいる様子や勝利を喜んでる映像を見て、「やっぱり勝って良かった。」と。
もちろん勝負事ですので勝ち負けありますから、負けても一生懸命な姿に共感し評価はありますが、勝つことは大切です。
価値観が多様化する現代においてスポーツはみんなの連帯感を作り出すのにまだまだ大きな力があることを認識させられます。
さて、試合の分析ですが、楽天、ベガルタはこの試合を長いリーグ戦の1戦とは位置付けず、「大切な試合」と位置付けたわけです。
かたや相手チームはリーグ戦の1戦です。プロでアスリートですから、手心を加えるなんてことはあってはなりませんが、相手チームの中には「この試合勝ちたくないな?!」なんて気持ちが多少は多少はですがなかったとは言い切れないかもしれません。
回りの雰囲気が、勝利の方向性を導くような典型的な例です。
勝ったチームよりも相手方が「負けて良し。」とする雰囲気。そんなのをスポーツ選手は作りだすことが大切です。「この相手には勝てない。」となるようなオーラ。
一時期の巨人や大鵬なんてそんな感じだったと思います。
「そんな、曲った見方するなよ。」と怒られそうですが、今年の遼君はトーナメントの獲得賞金を全額義援金に回すそうです。遼君の場合はトーナメントでの獲得賞金の10倍くらいの(5倍くらいかな)スポンサー収入がありますので、こうしたことが出来る訳です。
作戦ではありませんが、最後に優勝を争っていた場合、回りのギャラリーやファンは、遼君を今まで以上に応援するわけです。
そんな意味で、楽天やベガルタに優勝してほしい、というみんなの願いが強くなれば、優勝実現の確率は上がってくると思います。
ただ、そこにはベースとなる技術や体力、マネージメントが前提条件です。正直プロになって一軍で活躍するくらいの選手にはこのベースはあります。
よく、「スポーツは精神力ですね。」と聞かれますが、精神力は大切ですが、「それ前にやることはたくさんありますよ。根性とか見せないでも勝てるように、動けるようになりましょうね。」ということです。
どんなにイメージしたり精神的に強く思っても「体が動かなければ意味がありません。」筋肉や身体が最高の状態に高まれば回りの期待にもリラックスして応えることが出来ます。
そういった意味では楽天もベガルタもいい準備が出来ていたのだと思います。やるべきことを淡淡とやるだけです。
そして、やるべき事をやりつくした時精神的な力で差をつけるのです。やるべき事があるのに精神世界で頑張ると怪我しますよ。不調におちいりますよ。スポーツが嫌いになりますよ。という感じかな。
それと、星野監督のマネージメント。こうした有事の時にはこれくらいスパルタの方が力発揮しそうです。これについてもまたアップします。
写真、心や体が縮んでると思ったら壁を使ってストレッチ。背中の緊張を解きましょう。
[2011-04-30 09:29:25]
投稿者:園原 健弘 |テーマ:スポーツ&フィットネス | Comment:0件