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石上七鞘

性別:男性  

生年月日:1947/1/17

博士(文学) 専門分野、民俗学・古代日本文学/執筆家/講演家

松蔭大学教育開発センター長、コミュニケーション文化学部長、日本文化コミュニケーション学科主任・教授として教鞭をとる傍ら、日本古来の伝統文化や土地に纏わる暮らしぶりを、研究・伝承・継承していく事を自身のライフワークとしている。
平成19年8月 日本テレビ“世界一受けたい授業”に講師として出演する他、平成21年スカイパーフェクトTV「暮らしの知恵を科学する~木火土金水、陰陽5行を中心に日本人の生活の知恵と工夫を探る」番組等にも出演。世界遺産検定公式テキスト:日本の伝統文化遺産を監修。著書『日本の原点』『日本の民俗伝承』『化粧の民俗』『十二支の民俗伝承』他を執筆。高崎正秀博士記念賞受賞
上代文学会理事
NPO法人現代女性文化研究所理事
公益財団法人ミツノ教育振興財団理事
民俗学研究所所長
上代文学研究所所長
一般社団法人和ハーブ協会(JHF:Japan Herb Federation)顧問
教育と文化を振興する「教育文化研究会」代表

最新記事

[2013-08-26 17:03:35]

人生儀礼(1)子宝パワースポット
人生儀礼(1)子宝パワースポット ―第2期ブログスタート―


第1期は、一年の歳時を楽しむ年中行事を連載してきました。
まだまだ気になる行事もありますが、第2期のなかで特集コラムとしてお話したいと存じます。
今月からは、一年間を目途として、「伝統を楽しむ人生儀礼」を連載します。

人生儀礼は、通過儀礼(つうかぎれい、Initiation)とも言い、出生、成人、結婚、死など成長過程で、次の段階へ進む時に新しい意味を付与したり、認定をする儀礼であるとともに、祈願や感謝の祭りです。
第1回は、出産より早くに行われる「子授け祈願」についてお話します。



◆子授け・子宝パワースポット

全国各地に子授け神社や子宝のパワースポットがあります。
地元の皆さんが大切にしているところもたくさんあります。
どこの神社やお寺も静かで、心が落ち着きます



◆東京池袋 鬼子母神

東京JR池袋駅東口より南へ約500m、 目白駅より東へ約600mの所にある雑司ヶ谷界隈へ。
開創から数えると約1200年、 現在の威光山法明寺に寺号を改めてからも約700年という歴史のある、そして篤い信仰の中に親しまれた信仰の地です。
室町時代、鬼子母神が安置されて茶屋などが軒を連ねて現在に至っています。

 この鬼子母神、神様になる前には恐ろしい性格で、近隣の子供を取ってきては食べていたといい、ある日、その過ちから救い出そうと、お釈迦様が鬼子母神の産んだ末っ子の子供を隠してしまったら、たいそう嘆き悲しんだそうです。

悲しむ鬼子母神に対して、お釈迦さまは、
「千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん。」
とさとし、鬼子母神は、そこで初めて己の過ちに気がつき、お釈迦さまに帰依して、その後は安産・子育ての神様になることを誓ったと伝えています。

また、境内の大公孫樹(おおいちょう) は、別名『子授け銀杏』とも呼ばれています。
 ここには、ざくろの絵が描いてある絵馬で、妊活祈願の効き目があると言われています。

柘榴(ざくろ)は、実の多いことから、そして性神信仰の陰(ホト)の姿から、子授けに結び付いたのです。
この絵馬はお寺に奉納してきても、持ち帰ってもいいし、両方しても良いとされています。
この絵馬に願いごとを書き、寝室の北側に飾っておくと子宝に恵まれるというのです。


ぜひお試しを!

投稿者:石上七鞘 |テーマ:ブラッシュアップ | Comment:0件

[2012-08-10 11:49:25]

石上七鞘の講演会案内
◆日時:
9月15日(土)13:30から15:30

◆場所:
小田急線 本厚木駅のヤングコミュニティーセンターホール250にて

◆講演題目:
「いにしえのなでしこたち」


お時間があればお越こし下さい。


参加申し込みは、
tel/046?225?2512(厚木市生涯学習課まで)

投稿者:石上七鞘 |テーマ:ブラッシュアップ | Comment:0件

[2012-05-09 17:59:53]

端午の節供(5月5日)
端午の節供(5月5日) この日、中国(楚)の屈原が世を憂い、 投身自殺をしました。その霊を慰めるために、祭りをしたのが始まりと伝えています。この日には粽(ちまき)を食べ菖蒲を軒端にさしたり、鬘(かずら)にしたりします。この菖蒲の鬘は物忌みの印であり、折目の祭りに訪れる神を迎えるハナ(依代)でもありました。また菖蒲湯にひたり、菖蒲酒を飲んで無病息災を祈ったりもします。菖蒲は尚武・勝負と音が通ずるので、男子の節供として武者人形を飾り、鯉幟を立てて立身出世を祈るようになってきました。

 また五月の節供では、柏餅を食べてお祝いをします。この柏餅とは、柏の葉っぱの上に、上新粉とくず粉(片栗粉)を混ぜてつくった「しんこ餅」に、あんを挟んだものを置き、柏の葉を二つ折りにして包んだお菓子です。柏の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちないので、これを「子供が産まれるまで親は死なない」=「家系が途絶えない」という縁起に結びつけ、「柏の葉」は「子孫繁栄」の意味を表わす縁起物と考えられました。

 柏餅というお菓子が日本の歴史に登場したのは、徳川九代将軍の家重?十代将軍の家治の頃だと言われています。柏餅は、中国から渡ってきた端午の節供には、元来含まれていない食べ物であったという事がわかります。

 また、前日の5月4日の夜は「葦篭り」「女の家」と称して、女性が忌み篭る地方もあり、これは田植えに先立って早乙女(さおとめ)が精進潔斎をする日でもありました。鯉幟も、この物忌みの生活にはいっていることを示すための印が起源でした 。

投稿者:石上七鞘 |テーマ:ブラッシュアップ | Comment:0件

[2012-05-09 17:58:51]

立夏(りっか、5月5日)
立夏(りっか、5月5日) 立夏は夏が始まる日です。この時期は大地が草で覆われ木々が繁ってきます。 カレンダーには「夏が立つ」などと記載されている場合もあります。これは、「夏がきたよ」という意味です。

立夏の頃はちょうどGW〔ゴールデンウィーク〕頃で気持ちの良い風が吹き、晴天が続くので外に出ることが楽しみな時期でもあります今年は5月5日。田植えの季節到来。立夏は春分と夏至の中間で、立夏から立秋の前日までが 暦の上で夏となります。蛙が冬眠から覚めるのは啓蟄の頃、にぎやかに鳴き出すのはこの時季からです。旧暦5月は田植えの月でした。新暦では約1ヶ月遅れになりますので、昔は6月が田植えの最盛期だったということになります。現代では一般に、立夏を過ぎた頃から田植えが始まります。実際には、早い所で3月上旬(沖縄県)、遅い所で6月中旬(九州)とかなり差があります。米どころと言われる東北では、5月上旬から中旬が田植えの最盛期です。

田植(え)歌は民謡の一つで、田植えをしながらうたう仕事歌で、もと田の神をたたえて豊作を祈願するためのもの。上代から行われ、田舞・田歌などにも取り入れられています。
写真は広島県壬生の花田植え。

投稿者:石上七鞘 |テーマ:ブラッシュアップ | Comment:0件

[2012-05-09 17:54:08]

八十八夜(はちじゅうはちや)
八十八夜(はちじゅうはちや) 八十八夜は、今年は5月1日です。雑節のひとつで、立春を起算日として88日目です。八十八夜の3日ほどで立夏になりますが、「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」などといわれるように、遅霜が発生する時期です。霜は十八夜ごろまでといわれていますが、「九十九夜の泣き霜」という言葉もあり、5月半ばごろまで遅霜の被害が発生する地方もあるようです。そのため、農家に対して特に注意を喚起するためにこの雑節が作られました。

そこで思い出すのは『茶摘み』(ちゃつみ)は唱歌です。これは文部省唱歌で、1912年(明治45年)に刊行された『尋常小学唱歌 第三学年用』に登場し、作詞作曲ともに不詳です。オリジナルの曲名は『茶摘』でした。歌詞 は、

1.夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
「あれに見えるは茶摘みぢやないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠」

2.日和(ひより)つづきの今日このごろを
心のどかに摘みつつ歌ふ
「摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ
摘まにゃ日本(にほん)の茶にならぬ」

初夏に見られる茶摘みの光景を歌った歌です。 この歌は、子供が2人組で向かい合って行う、「せっせっせーのよいよいよい」で始まる手遊び歌としても歌われました。この手遊びでの繰り返しの動作は、茶葉を摘む手つきを真似たものとも言われています。
「あかねだすき」とは、茜の根で染めた赤いたすきのことで、茜とはアカネ科の蔓性(つるせい)の多年草。根は染料や薬用になります。また「菅」とは、カヤツリグサ科スゲ属の多年草の総称。至る所に生え、カサスゲ・マスクサ・コウボウムギ・カンスゲなど日本には約200種があり、葉を刈って、笠・蓑(みの)・縄などの材料とします。あかね襷(たすき)は花田植えの襷と同じくハレの祭りの印であり、菅笠も神祭りの印とともに神さまの憑代(よりしろ)でもありました。

投稿者:石上七鞘 |テーマ:ブラッシュアップ | Comment:0件

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