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石上七鞘

性別:男性  

生年月日:1947/1/17

博士(文学) 専門分野、民俗学・古代日本文学/執筆家/講演家

松蔭大学教育開発センター長、コミュニケーション文化学部長、日本文化コミュニケーション学科主任・教授として教鞭をとる傍ら、日本古来の伝統文化や土地に纏わる暮らしぶりを、研究・伝承・継承していく事を自身のライフワークとしている。
平成19年8月 日本テレビ“世界一受けたい授業”に講師として出演する他、平成21年スカイパーフェクトTV「暮らしの知恵を科学する~木火土金水、陰陽5行を中心に日本人の生活の知恵と工夫を探る」番組等にも出演。世界遺産検定公式テキスト:日本の伝統文化遺産を監修。著書『日本の原点』『日本の民俗伝承』『化粧の民俗』『十二支の民俗伝承』他を執筆。高崎正秀博士記念賞受賞
上代文学会理事
NPO法人現代女性文化研究所理事
公益財団法人ミツノ教育振興財団理事
民俗学研究所所長
上代文学研究所所長
一般社団法人和ハーブ協会(JHF:Japan Herb Federation)顧問
教育と文化を振興する「教育文化研究会」代表

最新記事

[2012-03-01 19:13:37]

雛祭り
雛祭り 雛祭りは「上己」「桃の節句」ともいい、3月3日の行事で5節供の一つです。

中国の周の幽王が雛を供えて天下を治めた故事が、我が国に平安時代に伝えられたものといわれています。

また3月は辰の月なので辰と己が重なることを忌み謹んで最初の巳(上巳)に「磯遊び」「浜降り」と称して禊祓を行い、人形に身の穢れや災いを託して海や川に形代として流したのが期限とも言われています。

また近畿地方より西では、この日あるいは翌日に桜花を稲の花に見立て、秋の実りの兆として花見を行っています。

これは田の神をお迎えし秋の豊作をお祈りする行事での日でもあります。

最近ではキティちゃんのお雛様も見受けられます。

投稿者:石上七鞘 |テーマ:ブラッシュアップ | Comment:0件

[2012-02-17 19:10:36]

雨水(うすい)
雨水(うすい) 2月19日は二十四節気の一つで、農耕の準備を始める目安とされてきた大事な節気です。空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。『暦便覧』には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されています。この時節から寒さも峠を越え、衰退し始めるという考え方もあります。この頃から春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もあります。


節気を三等分する七十二候では、

■初候
土脉潤起(つちのしょう うるおい おこる):雨が降って土が湿り気を含む。

■次候
霞始靆(かすみ はじめて たなびく):霞がたなびき始める。

■末候
草木萠動(そうもく めばえ いずる):草木が芽吹き始める。

春の霞に対して秋は霧をうたうものとしては、『古今和歌集』の巻4の210番歌に、「題しらず 読人知らず 」として、


春霞 かすみていにし 雁がねは 今ぞ鳴くなる 秋霧の上に


(現代語訳) 春霞がかかった時に帰っていった雁は、今鳴いている、秋霧の上空に、
とあります。いよいよ春めいて来ましたね。

投稿者:石上七鞘 |テーマ:ブラッシュアップ | Comment:0件

[2012-02-03 14:22:21]

大寒から節分・立春へ
大寒から節分・立春へ 1月21日が大寒でしたね。 大寒は、一年でもっとも寒い時期で、小寒(1月6日)から数えて15日後とされており、この小寒から大寒までの15日間と大寒から立春(2月4日)までの15日間の合計30日間を「寒[かん]の内」といいます。この時期には様々な行事が行われます。寒気ならではの仕事、食物(寒天、酒、味噌、凍り豆腐)を仕込んだり、天然氷を切り取って氷室(ひむろ)にいれたりします。『日本書紀』仁徳天皇六十二年の条に額田大中彦皇子(ぬかたのおおなかつひこのみこ)が狩りに出掛けたとき、光るものを発見したとの記述が氷室の最初といわれています。

節分(2月3日)は節分とは本来、「季節を分ける」つまり季節が移り変わる節日を指し、立春・立夏・立秋・立冬の前日に、1年に4回あったものでした。ところが、立春は1年の始まりとして尊ばれたため節分といえば春の節分を指すようになったのです。
立春は、1年のはじまり=新年でしたから、節分はもと大晦日(おおみそか)でした。平安時代宮中では、大晦日に陰陽師らによって旧年の厄や災難を祓い清める「追儺(ついな)」の行事が行われました。節分には豆撒(ま)きが常ですが、豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味もこめていました。しかしながら、豆撒きは、もとは歳神様へのお供え、散供でもありました。

立春(2月4日)は春立つ日です。905年に成立した「古今和歌集」の巻頭歌に、題詞は「ふるとしに春たちける日よめる」とあり、在原元方の作品です。

年のうちに春は来にけりひととせを こぞとやいはんことしとやいはむ
(口語訳)年内に春は来てしまったよ。まだ新年が来ていないというのに。この一年を昨年と言たら良いのでしょうか、それとも今年といったらよいのでしょうか。
陰暦では12月に立春が来ることがあったのです。春立つ日を感じるのは、やはり日本人の感性の基層といってよいでしょう。

投稿者:石上七鞘 |テーマ:ブラッシュアップ | Comment:0件

[2012-01-13 17:20:56]

小正月と成人の日
小正月と成人の日 元日を中心とした大正月(おおしょうがつ)」に対し、1月15日を「小正月(こしょうがつ)」と言います。「月」を暦の基準にしていた太陰暦の日本では、満月から次の満月までが一カ月でした。一年で初めての満月の日を「正月」にしていました。これが「小正月」の起源です。


2000年から成人の日は1月の第2月曜日に変更されましたが、それまでは1月15日が成人の日でした。正月が来ると、一歳年を重ねるという「数え年」の慣わしの時、20歳の成人に達した日に成人の祝いが行われたのでした。昔の成人儀礼は、男子は「元服」をし、烏帽子を付け、袴を穿(は)いたのです。民間では、叔母くれ褌(おばくれふんどし)といって、叔母さんがお祝いをしてくれました。女子の元服は、「髪上げ」「まゆはらい」などと呼ばれていました。 また、鉄漿(おはぐろ)道具一式をもらいました。これを「かねつけおや」といいます。

我が国では683年(天武天皇11年)に「結髪加冠の制」が定められ、平安中期頃に完成した儀式となります。元服はやがて武家や農民・町人にも広まり、大人の自覚を促す通過儀礼として定着しました。武家では冠ではなく烏帽子が用いられ、農村では若者組の加入式を兼ねていました。



小正月の日の朝には小豆粥(あずきがゆ)を食べて、邪気を除き、その年の豊作を祈願する習慣があります。古くは『土佐日記』や『枕草子』にも小豆粥の記述が見られるように、小豆は米や大豆とともに日本人の食生活に欠かすことができない穀物でした。赤い色の食べ物は体の邪気を祓うと考えられていたため、めでたい日などには赤飯の形で神棚に供えられました。また、赤飯は赤米時代の名残りともいわれています。

また、小正月は女正月(おんなしょうがつ)といいます。正月飾りを燃やす悪霊払いの行事「どんと焼き」(さいと焼き・左義長)などがあります。元々は悪霊払いだった「どんと焼き」が、やがて正月にやって来た年神さまを天に送り返す火(送り火)と考え、これをもって正月の終わりと位置づける見方が誕生しました。

投稿者:石上七鞘 |テーマ:ブラッシュアップ | Comment:0件

[2012-01-12 20:18:14]

人日と七草
人日と七草 「人日」とは五節句の1番目の節句で、陰暦1月7日のことをいいます。地方によっては、 1月7日を「七日正月」、その前日を「六日年越し」として祝う所もあります。
昔は、 六日の夜を六日年越し、六日年取りといっている所があり、七夕同様に七日を重要な折り目と考えていました。

正月松の内の最後の7日に七草粥を食べて、1年の豊作と無病息災を願っているのです。
若菜の「七草」を粥にして食べれば、自然界から新たな生命力を得て、今年1年を無病息災で過ごし、長寿を得られるとされています。
日本にはもともと、古くから年の初めに若菜を摘む、「若菜摘み」という風習がありました。
それは、 正月初めの 「子の日」 に若菜を摘む「子の日遊び」は嵯峨天皇の弘仁四年(八一三年) を初めとします。七草粥の前身は、若菜摘みの行事からきているのです。                             
 さて、南北朝時代(一三三六?一三九二年) の学者四辻左大臣善成(よつじのさだいじんよしなり)が、秋の七草に倣って覚えやすくするため作ったのが次の歌で、これが今の七草です。
  せり なずな ごぎょうそう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草
この七草とは、どんな植物かというと、 セリ(芹)、 ナズナ(ペンペン草)、 ゴギョウ(御形、母子草)、 ハコベラ(ハコベ)、 ホトケノザ(仏の座、田平子)、 スズナ(カブ)、 スズシロ(大根) の7種です。

人日の由来は、古来中国では、一日鶏、二日狗、三日羊、四日猪、五日牛、六日馬、七日人の日とするならわしがあって、人を尊重する日と定めらていたことによります。

投稿者:石上七鞘 |テーマ:ブラッシュアップ | Comment:0件

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