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WA herb style ~和ハーブのある毎日~

◆みんなを見守る、伊吹山

皆さんは、伊吹山をご存知ですか?岐阜県と滋賀県にまたがる伊吹山(1,377m)は、植物の豊かな植生や美しさ、登りやすさもあり、自然が好きな方々に愛される、日本百名山のひとつです。かつては修験道の山としての顔も持ち、今ではパワースポットとしても有名。滋賀県側からは伊吹山ドライブウェイ(有料)で上がることができ、アクセスも便利になっています。山頂付近では、夏になると桃色のイブキジャコウソウやシモツケソウ、黄色のオトギリソウやメタカラコウ、白色のトウキなど、一面が色とりどりのお花畑に…まるでハイジの住む山みたい!
この伊吹山エリアと和ハーブの秘密は、ちょうど日本列島の中心に位置していること。植物の育つ北限と南限とがぶつかる地域です。さらに、海に向かう方向には南北ともに高い山がなく、日本海型気候と太平洋型気候がここで交わります。さらに、伊吹山特有の石灰岩地質が森林の発達を妨げて、日照が確保された低木草の光合成が活発になります。こうして和ハーブが育つためのいくつもの好条件が、“奇跡のように”積み重なった場所が、クラシック和ハーブの故郷・伊吹山なのです!


◆織田信長が命じた薬草園づくり

野生の和ハーブたちは、このエリアだけでなんと280種類以上。伊吹山が昔からいかに大きな和ハーブエリアだったかは、日本の歴史の記録がそのまま物語ります!
たとえば山頂にはヤマトタケルの像があり、『古事記』や『日本書紀』のなかに伊吹山での伝説が登場します。また平安時代に書かれた『延喜式』によると朝廷に貢がれた薬材の多くが、伊吹山周辺からのものがほとんど(およそ135種類)でした。その後の安土・桃山時代には、なんと織田信長がポルトガルの宣教師の要請に応じて、5.5キロ四方もの大規模なハーブ園を作ったといわれているんです!
明治時代に入ると、岐阜県春日村(当時)に住んでいた小寺甚五郎が5年間で25トンもの和ハーブを、中部・近畿周辺に出荷した記録が残っています。その頃の住民にとって、米を得るための物々交換の素材であった和ハーブは、とても大切な産業だったようです。またこの伊吹山一帯は、日本の伝統医療のお灸に使用するモグサ(オオヨモギの葉の裏にある白い毛を利用)の一級生産地でもありました。


◆和ハーブは、足元の薬局 ~今も息づく、植物との暮らし~

このクラシック和ハーブエリア周辺では、今でもそこに住む方々が、春~秋にかけて毎日のように野生の和ハーブを採取しています。それらを、その日々の体調に合わせてブレンドを変えたお茶やお風呂などにして活用しています。ごく自然と、当たり前のように植物を生活に採り入れて楽しむ暮らし。まるで「和のアーユルヴェーダ・エリア」です。
しかしこの地域でも高齢化が加速しています。このままでは、和ハーブの深い知識・文化が途絶えてしまう・・・そこで和ハーブ協会では、地元に住む方々との出会いから協力を重ね、この2014年秋に「和ハーブレストラン」をオープンすることになりました。


◆クロモジづくしでおもてなし堪能!

日本の和ハーブ文化を未来へ受け継ぐ場所、それが10月2日にオープンしたばかりの「健食茶房 伊吹和ハーブ まるこちゃん」です。イチオシは、香りいっぱいの和ハーブ「クロモジ(黒文字)」をふんだんにとり入れたメニュー!また伊吹山のミネラル豊富な大地で育ったお野菜たちも、とっても美味しいんです!特に絶品のジャガイモを使った「まるこちゃん特製クロモジコロッケ」が人気です。
伊吹山のそばで暮らす方たちの間では、ごく当たり前に使われてきたクロモジ。料理だけではなく、お風呂に入れると冷えた身体がぐんと温まり、一日の疲れもリセットされるんです!私たちの心身を支えてくれる、日本の森のたからものですね。


※当店舗には、実際に和ハーブ採取の際に使われてきた機具などを集めたライブラリーも併設しています。
<店舗所在地・TEL/岐阜県揖斐郡揖斐川町上南方545-91 TEL.0585-23-1448>
<営業時間/毎週水~土曜日 10:00~15:00>

秋はほっこり!代謝アップスープ

秋の風が吹き始めたら、ほっとする温かいスープを楽しみたいもの。素材がそろうだけで、おうちでプロの味!“和ハーブ・ブーケガルニ”を使って、香りも味わいも豊かな代謝アップスープを手作りしてみましょう。

材料(2人分)

和ハーブ・ブーケガルニ  
クロモジまたはヤブニッケイ葉
(なければ月桂樹で代用)
1枚
アサツキ
(なければ万能ねぎで代用)
2本
シソ 2枚
エゴマまたはアシタバ 適量
和豆  
枝豆(ゆで) 1/3カップ
金時豆(ゆで) 1/3カップ
大豆(ゆで) 1/3カップ
ニンニク 5片
ミョウガ 1個
タマネギ 1/2個
完熟トマト 100cc
オリーブ油 大さじ3
400cc
小さじ1.5


作り方

  • タマネギ、ニンニク、ミョウガ、トマトをみじん切りにする。
  • 鍋にオリーブオイルを入れ、(1)と塩を加えたら、和ハーブ・ブーケガルニ用の和ハーブをまとめ、麻ひもで根元をしっかりと縛る)。
  • 全体がトロッとして香りが立つまで、焦がさないようにジックリと炒める。
  • (3)に3種の和豆を加え、少々炒める。全体に油が回ったら、水を加えて和ハーブ・ブーケガルニを入れ、沸騰したら弱火にし、30分ほど和豆がホックリと仕上がるまで煮る。
  • 出来上がる直前に和ハーブ・ブーケガルニを取り出し、細かく刻んで鍋に戻す。
  • 器に注いだら、仕上げにエゴマ・アシタバなど香りの強い和ハーブをみじん切りにして散らす。


今回のメニューには、スープの香りを演出する和ハーブたちを、ブーケガルニ・スタイルにして加えます。美味しく仕上げるコツは「タマネギをじっくりと炒めること」と「和豆が煮崩れる直前まで煮込むこと」。女性ホルモン(エストロゲン)を活性化するフィトケミカル「イソフラボン」、そして植物性タンパク質を多く含む和豆をスープでいただくことで、「DIT(食事誘導性体熱産生)」の代謝アップ効果も抜群!さらに和豆には食物繊維が多く、和ハーブやその他の野菜たちとともに、腸内環境を上げ、便秘解消、美肌、免疫力UP等に大変効果的です。食べながらダイエット・美肌効果を上げていきましょう!



★和ハーブスタイル渋谷店(TEL.03-5428-5071)では、ドライ和ハーブ素材各種を販売中です。


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