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ダイエットの「やる気」を持続させるための4つの方法。

もっとも難しい「やる気」の継続

 スポーツもダイエットも継続しないと効果が得られません。では継続させるにはどうすればよいのか。長年、運動指導に携わってわかったことは、本人が運動に「やる気」を出すことなのです。「やる気」を出せば自ら運動を継続し、こちらが特別な指導しなくてもカラダが変わってきます。つまりプログラムの優劣以前に、「やる気」を引き出す指導をすれば、必ず結果がついてくるということです。ところが本人に「やる気」を出させるほど難しいものはありません。これはスポーツ選手にもダイエットをしたい人にも共通していえることです。そこで指導では、「やる気」をうまく引き出させる方法をとります。

 そもそも「やる気」とは、動因と誘因という2つの側面があります。動因とは「こうなりたい」というその人が持っている欲求や願望、誘因とは、その欲求をかなえるための方法や手段です。この動因と誘因の2つが組み合わさって初めて「やる気」が生じて、実際の行動に移るんです。

 たとえばダイエットの場合は「何をどうしたいのか」という動因です。このとき動因は大きすぎないほうがよく、「痩せたい」という動因は漠然すぎて大き過ぎます。「いつまでに何キロ減らし、どのような体型になりたいのか」というような細かい動因のほうがよいでしょう。細かい動因があると、どのくらいのペースで、どのくらいずつ運動とカロリーダウンをすればよいかという具体的な誘因が出てくるわけです。

 しかし、ダイエットはスポーツに比べて継続に失敗しやすい根本的な問題があります。効果が出るまでに時間がかかることです。運動や食事制限をしてもその効果が現れるのには3ヵ月はかかるのです。失敗する人というのはこの3ヵ月間が我慢できません。この我慢できない最大の原因は、ダイエットしたい動因が外発的な要因を目的にしているからです。外発的な要因とは、たとえば、この仕事をやったらお金がもらえるとか、この勝負に勝ったらメダルがもらえる、といったリターン(報酬)。つまり、ダイエットは体重や体脂肪減少などのリターンが目的で運動をしているんですね。

「やる気」を持続させるのにもっとも必要なのが内発的な要因。内発的な要因とは、リターンを求めずに、運動そのものを楽しいと思うこと。ダイエットでもこの内発的な要因があれば継続しやすいのです。「やる気」の正体を知ったうえで、ダイエットを成功させるポイントを具体的に紹介しましょう。


まずは、好きなスポーツをみつけること

 ダイエットを失敗しやすい人というのは、ダイエット効果を早く求めたがる人です。「明日には体重が減っている」とか「1~ 2週間後にはボディラインが変われる」とすぐに期待している。しかし、そんなに早く効果がでる運動はどこを探してもありません。正しい方法で運動を行ったとしても、効果が出るには最低2~ 3 ヵ月はかかるんです。ですから、効果が実感できず、結局、続けられないということになります。

 これは先にも述べたように、体重や体脂肪率が減るという効果だけを求めるからですね。ではどうすれば成功するか。たとえばマラソンに夢中になっている人がいますね。フルマラソンに出る人たちというのは、やらされている感がなく、走りたくてたまらない。だからトレーニングが続くんです。そしてその成果がきちんと体に出ます。

 つまり、ダイエットに成功する人というのは、自分がワクワクして楽しめる好きなスポーツに出会えた人が多いのです。僕のところで筋トレをやっている人たちのなかで劇的に体が変わっていった人たちというのは、筋トレ以外にサッカーやテニス、乗馬などスポーツをやっている。自分の好きなスポーツを安全にケガなく、しかも上手くなりたい、速くなりたいという欲求がありますから、僕が課した基礎トレーニングやストレッチをきちんとやるんです。

 好きなスポーツに出会えていない人というのは、こちらが出した課題が続かない傾向があります。楽しくないので続かないのです。ですからまずは夢中になれるスポーツをみつけることが一番の近道なんです。


最初はランニングやウォーキングから

前述したように脂肪が落ちる、筋肉がつくというような体の変化というのはどうしても2 ~ 3 ヵ月かかります。好きなスポーツをみつけても、技術の習得に時間がかかって、これも結果が待てずに辞めてしまうという場合も。つまり、待てない人は、何でも待てない。しかし、あきらめるのはまだ早いです。そんな待てない人にも向いているスポーツがあります。

 それはランニングやウォーキング。走ったり歩くというのは有酸素運動です。有酸素能力というのは1週間程度で誰もが上がっていると感じることができます。たとえば週2~3回走ると、次の週は同じ距離がラクに感じるようになる。ですから、もっと走れるようになり、次第に長い距離を走れるようになる。するといろいろな風景を楽しんだりする余裕も出て面白くなってくるわけです。しかも走る、歩くというのは特別な技術習得というのはほとんどありませんから、誰でもできます。

 ここで大事なのは、走ったり歩いたりすること自体の楽しさを感じることですね。ここでまた体重や体脂肪の減少だけを期待すると、外発的な要因に偏るため継続しにくい。まずは、走っているときの感覚や風景などを楽しむために無理をせず短めの距離からゆっくりのペースでスタートしてみて下さい。


実行はフィフティ・フィフティのレベル設定

 好きなスポーツを続けて、自然に痩せていたというのは理想です。しかし、ダイエットしたいという目標がある場合、その成功体験も「やる気」を維持する最大のポイントになります。自分が思った以上の成果があげられたときの成功体験や達成感は幸せと感じるからです。ですからダイエットにおいても目標設定が非常に重要になります。たとえば1ヵ月で10㎏痩せるという高い過ぎる目標は難しいでしょう。手の届かなすぎる目標は失敗する可能性が高く、結果「やる気」を失う場合が多いのです。すなわち目標は高く持つのは間違い。そこで、幸福度を高めて「やる気」を引き出すためには、実現する可能性が50%、実現しない可能性が50%という『フィフティ・フィフティ』のレベルに目標を設定するのが最適なのです。

 確率0%は絶対にできない、確率100%は絶対にできる、その間です。

 たとえば、腕立て伏せを20回×週4回は絶対無理なら確率0%、20回×週1回は絶対できるなら確率100%。その次にたぶん無理だろうという「20回×2セット×週3回」(確率10 ~ 30%)と、たぶんできるだろうという「20回×3セット×週4回」(確率70 ~ 90%)のメニューを作り、その真ん中の「20回×2セット×週2回」というのが確率50%だとわかります。

 このように成功確率50%の目標は、成果もあがり、達成の満足度も高いのです。ダイエットの運動や食事方法を実行するときも、できる、できないのちょうど真ん中にある目標を具体的に設定してください。


正しい運動や食事の方法を入手すること

 情報が入手しやすくなっているなかで、とくに健康に関する情報がインターネットを中心に口コミで伝わることが非常に増えていて、正しい健康法や運動法といわれるものが伝わっていないと思います。

 ストレッチにしても筋トレにしても、そのポーズはどこを伸ばす、どこを鍛える?という意識がないまま、どこかで情報を手にいれて漫然とやっているように見受けられるんです。結局、情報に振り回されて、やってみるけど効果がなく、つまらないからやめて、次は○○を試すということを繰り返しているパターンです。

 腹筋運動ひとつにしても、正しく行えば確実に効果は表れます。ですから、一度はパーソナルトレーニングを行って、専門家に正しい方法を教えてもらうべきですね。

 また、食事方法にしてもしかり。○○ダイエットといったブームをあれこれ試している人や、カロリーを気にしすぎてあまり食べないという人が多いようです。食べるものは体を作りますから、これも健康な体を作る食という基本情報をきちんと知っておくべきなのです。


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