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加齢による体トラブルに対抗するアンチエイジングトレーニング

 フィットネスクラブでは、さまざまなダンスを体験できます。定番のエアロビクスからヒップホップ、フラダンス、ベリーダンスなど、種類は無数。ここ数年、ダンスプログラムの人気が高まっていることもあり、既存のダンスだけではなく、オリジナルでダンスプログラムを開発するクラブもあり、今後もますますプログラムのバリエーションは増えていくのでは、と思います。
 「専門スタジオでダンスを習うのと、フィットネスクラブで踊るのとでは、いったいなにが違うの?」と疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれません。私自身は、フィットネスクラブでダンスをすることの最大の魅力は、「しっかり汗をかけること」だと思っています。専門スタジオでは、ダンステクニックを追求したり、エモーショナルな表現を大事にしたりするのに比べ、フィットネスクラブのクラスでは振り付けによってしっかり体を動かし、汗をかくという実感を大事にして、プログラムが組み立てられています。そういう点では、「音楽に合わせて踊る」という芸術的な満足感と、「しっかり汗をかいた」というエクササイズ的な充足感を、同時に満たすのがフィットネスクラブにおけるダンスプログラムの魅力だと思います。

 地域差はありますが、本来、フィットネスクラブとは50〜70歳くらいの、高齢の方も多く通っている場所。ダンスプログラムにも、そういった方々が男女問わず積極的に参加しています。実際、「エアロビクスはテンポが速くて、クラスについていくのがたいへんだけど、ダンスなら大丈夫!」という方も多いんです。というのも、通常、フィットネスクラブでBGMとして使用する音楽は、BPM(Beat Per Minute。1分間に刻まれるカウントのこと)を基準にして選定されるのですが、エアロビクスの場合、130以上のミッドテンポのものを使用することが多いんですね。でも、ダンスでは音楽のテンポが速いと、体の隅々まで注意を向けることができないため、エアロビクスよりテンポが遅めなことが多いんです。だから、「エアロビクスは速すぎてついていけない!」という方でも、ダンスならできる場合が多いんです。
 それでも心配なら、ダンスの振り付けがリニューアルされるタイミングで、クラスに参加されてはいかがでしょう。プレコリオといって、振り付けがすでに決められているプログラムの場合、3カ月程度で新しいダンスに入れ替わりますから、その第1回目のレッスンから参加すれば、“みんな初心者”というタイミングでスタートできます。いつ、プログラムが入れ替わるかという時期についてはスタッフに聞いてみるといいかもしれません。
 また、はじめから時間の長いクラスに参加すると疲れてしまうので、最初は40分程度など短めのクラスから挑戦するのもオススメですよ。

 最初のころは振り付けを覚えるのに一生懸命でも、慣れてくるとカンタンに動きをマスターできてしまう人も多いはず。もともとダンスの指導スタイルはエアロビクスとは異なっていて、エアロビクスではひとまず全体の動きを教え、そこへアレンジを加えて難易度を上げていくというのが一般的なかたちですが、ダンスでは1つずつ動きを積み重ねていく「アドオン」という手法を取ることが多いんですね。だから、ある程度慣れてくると比較的容易に動きを覚えることができるんです。
 でも、ダンスの面白さは、「動きを覚えること」ではなく、「動きを覚えたあと、それをどう表現するか」ということ。例えば関節を滑らかにしならせたり、動きをダイナミックにしたり、ちょっと意識の方向性を変えるだけで、ダンスのレベルは見違えるほどアップします。音楽をハートで感じ、そこに沸き上がる感情をどうやって、動きのなかで表していくか−。こうした“表現”こそ、ダンスの醍醐味だと思うんです。ダンスの音楽は、エアロビクスと比べて遅めです。その、ゆっくりしたカウントの、音と音の間をどう埋めていくか、音楽の空白にこそ、ダンスの表現性が現れるのではないかと思います。

 近ごろ、クラスに参加している方のファッションを見ていると、女性のあいだでは細身のパンツにゆったりしたトップスを合わせたLAファッションが人気。特にスウェット素材のウエアは汗の吸収もよく、収縮性に富んでいるので動きやすくていいですね。新しいウエアを用意しなくとも、例えばいつものトレーニングウエアにキャップをプラスするだけで雰囲気ががらりと変わるので、手頃にオシャレ感を出したい方にはオススメです。
 ワンショルダーのトップスのように、アシンメトリーのウエアもオシャレ度を上げてくれる便利アイテム。左右が非対称であることが、いい具合に“こなれた感”を出してくれるので、例えばパンツの片足を少し折り、短めにはくのも素敵です。
 また、ダンスのクラスでは体を細部まで丁寧に動かしていくので、動きやすいウエアであることが必須。腕を伸ばすたびに生地が引きつるなど動きが制限されては、踊る楽しみを味わうどころではなくなってしまいますよね。そういう意味では、裾部分がワイドなパンツなどは軽快なフットワークを邪魔してしまうのであまり適さないかもしれません。あと、想像以上に汗をかくため、サウナスーツのように揮発性が悪いものも避けたほうがよいでしょう。また、ボディラインがくっきり出るウエアだと、繊細なニュアンスを表現しづらく、味わいが出ないので、ちょっとフワッとしたものや、ゆとりがあるものがオススメです。

ダンスを始めて、姿勢がよくなりました」「普段のファッションにも興味をもつようになり、美意識が高くなりました」という感想を、よく、クラスに参加された方からいただきます。確かに、ダンスを始めたことで以前よりもっと美しくなったり、イキイキとされたり、変わっていく方がとても多いんです。
  ダンスのレッスンでは、「もっと上目づかいで!」「頬で自分を見るように!」など、微妙で繊細なインストラクションもあります。普段の生活では、そんな動きをすることって、ほとんどないですよね。でも、スタジオの鏡に自分の姿を映しながら、「こんな感じ?」とチャレンジしてみることは、今までまったく気づかなかった新しい自分に出会う作業でもあるんです。「私って、こんな表情もできるんだ!」という発見は、日常体験ではなかなか得られないものですし、そのたびに、自分の殻がぽろぽろとはがれていくような快感が得られるはず! ダンスは心を開放し、ポジティブなエネルギーを引き出す行動でもあるんですね。「うまく踊らなきゃ!」「まわりの人についていかなきゃ!」と頑張り過ぎる必要はありません。皆さん、自分の姿に夢中で、他人のことなど気にしていませんから(笑) それよりも、「今日は、どんな自分に出会えるかな」というワクワク感をもって、クラスに参加してほしい。ほかではなかなか得難い、そんな楽しみに気づいたら、きっと、ダンスのとりこになっているはず!


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